スーツケースの準備はお済みですか?
~スーツケースにまつわる小話・注意点~
皆さまこんにちは、日本翻訳センター広報担当Mです。
少しずつ暖かくなってきましたね。
公園や街道がだんだんと華やかになってきました。
周りにつられて心まで華やいでくるこの時期になると
旅行好きの私はネットや本を見つつ
「次はどこに行こうかな」とうずうずしてきます。
オンラインツアーなど「自宅にいながら旅行気分!」なる新しい楽しみ方も面白いですが、
実際にその地に足を運んで楽しむ旅行も好きです。
その土地の空気や街の雰囲気を感じることは
なかなか捨てがたい旅の醍醐味のひとつかなと感じています。
さてさて、前置きが長くなりましたが、
今回は旅行や出張に欠かせない大切なお供「スーツケース」について、
主に飛行機に乗る際のお話をいたします。
空港にて 預ける前に確認しておいた方がいいこと3項目
① カバーやかざりは外しておく
② バゲージタグは1つだけ
③ 鍵をチェック
スーツケースにまつわるあれこれ
① 大きさのワナ
② キャスターの壊れたスーツケース
③ 安心できる鍵?
④ 守ってくれないベルト
さいごに
どうぞ
↓ ↓ ↓ ↓
空港にて 預ける前に確認しておいた方がいいこと3項目
①カバーやかざりは外しておく
お気に入りのスーツケース、自分好みにアレンジしたくなりますよね。
アレンジは自分のスーツケースの目印にも役立つと思います。
ただそんな時でも、気を付けておいたほうがいいアレンジもあります。
それは「カバー」と「かざり」です。
「カバー」はその名の通り、スーツケースを覆うカバー、
「かざり」はキーホルダーやタグ、バンダナなどです。
スーツケースは輸送時、
意外にアクティブな動きをしています。
あっちに行ったりこっちに行ったり、
飛んだり跳ねたり(?)、
さながら満員電車のようにみちみちに収まってみたり…
そんな動きをする中で
カバーやかざりはどこかに引っかかってしまったり、
他のスーツケースを傷つけたりしてしまうことがあります。
引っかかった拍子でそのまま無くなってしまうことも…
素敵にアレンジしたいからこそまた、そのカバーやかざりも大切。
スーツケースたちがスムーズに移動できるように、
輸送時には外して、
安全な場所へしまっておくのがいいかと思います。
② バゲージタグは1つだけ
空港にて荷物を預ける際
スーツケースにはシールが張り付けられますが
このシールをコレクションのように並べて貼っているスーツケースを見かけることがあります。
このシールは「バゲージタグ」と言って、
スーツケースの行先、持ち主等々のいろいろな情報が詰まっています。
名札のようなものですね。
スーツケースの輸送時は
そのシールの情報を機械が読み取って進んでいきます。
その作業がスムーズにいけば問題なく進むのですが、
例えばそのシールが複数貼ってあって
なんらかの事情で運悪く、今回の搭乗以外のシールを誤って読み取ってしまい、
さらには人手チェックもすり抜けてしまったりすると…
そのスーツケースはどこに向かっていくのでしょう。
日本国内ではいろいろな作業が丁寧で安心しますが
海外となるとそのような地域ばかりではないので、
自分のスーツケースと無事に再会するためにも
スーツケースのバゲージタグは一つにしておきましょう。
③ 鍵をチェック
大切なものを入れているスーツケース、
鍵は掛けたくなりますよね。
実際、スーツケース自体に鍵がついているものも多いので
当たり前のように鍵も掛ける流れになるかと思います。
ですが、実はセキュリティー上の都合で
鍵を掛けてはいけない行き先もあります。
調べればすぐにわかるので、出発前に一度調べてみてください。
その他、スーツケース自体についている鍵とは別に南京錠等を付ける場合も要注意。
上記の「かざり」同様、
その南京錠自体がどこかに引っかかったり、周囲のものを傷つけてしまったりすることもあります。
取り付ける際はできるだけ飛び出さず、邪魔にならない場所へ。
スーツケースに何かを付ける際はより一層お気をつけください!
スーツケースにまつわるあれこれ
① 大きさのワナ
スーツケースには様々な大きさのものがあります。
機内に持ち込みができる小型サイズから
高さが腰くらいまである特大サイズ。
出発時にはウキウキ気分でパッキングをして
空港でも無事に預けられたから安心。
道中楽しく過ごして、さて帰路。
往路と同じように、空港にてスーツケースを預けようとしたところ…
「超過料金」!?
重量オーバーです。
スーツケースの大きいサイズだと中身は結構入ります。
もともと持ってきた荷物と旅路で購入したお土産と、
その中に納まれば大丈夫と詰め込んで安心しますよね。
実は重さにも上限があります。
荷物を複数に分ける、機内に持ち込む荷物を増やす等々
工夫をして乗り切ることも可能ですが、
空港の隅での「さながらガレージセール」を避けたければ
このワナの存在を覚えておいてください。
② キャスターの壊れたスーツケース
スーツケースのキャスター、
ここが壊れてしまうと中身の充実したスーツケースは鉄アレイと化します、絶望します。
スーツケースのキャスター部分は出っ張っているので
実は「かざり」同様、
とても引っかかりやすく壊れやすい部分とのこと。
スーツケースを選ぶ際は
このキャスター部分が丈夫なものをお選びください!
③ 安心できる鍵?
最近のスーツケースには本体に「TSAロック」(赤いダイヤモンド形のマークのもの)
という鍵がついている物が多いようです。
このTSAロックで施錠されたスーツケースの場合、
一定の関係者は必要に応じて開けることができるそうです。
「自分のスーツケースはTSAロックなので安心」と思いきや、
様々な理由からこじ開けられてしまうこともあるのだとか。
そもそもこの「TSAロック」の取組は
アメリカを中心としたある一定の地域でのみ行われている取組なので
そちら以外の地域にとっては他の鍵と同じであり…。
スーツケースは開けられる可能性があるため貴重品は入れないとして、
鍵も気休め程度がいいのかもしれません。
ちなみに、
万が一でもスーツケース本体の鍵をこじ開けれられたり壊されたりしたくない場合、
スーツケース本体の鍵は掛けずに
鍵がついているタイプのベルトを使用する手もあります。
これなら鍵をこじ開けられても、傷がつくのはベルトだけ。
鍵は
「掛ける」「掛けない」、
「付ける」「付けない」、
メリットもデメリットも双方多々ありますが、
ご状況に合ったもの、方法をご検討ください。
④ 守ってくれないベルト
スーツケースが不意に開いてしまうのを防いでくれるスーツケース用のベルト。
このベルト、おすすめの付け方があります。
おすすめは地面と水平、垂直どちらでもいいのですが、
持ち手、ハンドルに通すようにして付ける方法です。
オシャレに両端に1本ずつ付けていたり、
スーツケースのどの部分にも引っかからないように巻き付けているスーツケースを見かけることもありますが、
この方法だと何かに引っかかったときにするっと抜けてしまうことがあります。
その点、「ハンドルに通すようにつける方法」は、
実際にベルトを付ける際は少々手間がかかるのですが、
スーツケースのハンドルがストッパーとなってくれるおかげで
抜けて外れてしまうことを防いでくれます。
ぜひお試しください。
さいごに
スーツケースには様々な種類、デザイン、色等々の素敵なものがたくさんあります。
想いを巡らせて選んだお気に入りのスーツケースは大事な相棒です。
できるだけ、出逢った頃のような姿でいてほしいと願うのはもっともかと思います。
ですが、序盤にお話した通り、
スーツケースたちの通る道のりは険しいです。
荒波を潜り抜けて再会したスーツケースには
へこみや傷もあるかと思いますが、
それは「勲章」くらいにみてあげるといいかなと思います。
↑ ↑ ↑ ↑
いかがでしょうか。
今回は実体験と少々偏った目線から「スーツケース」についてお話しました。
旅行や出張時、スーツケースとともに過ごす際、
なんらかの参考としていただけると嬉しいです。
ちなみに申し上げますと、
私たち日本翻訳センターでは
渡航の際に必要な書類や海外へ提出される書類の翻訳も
英語、中国語、韓国語、ベトナム語、タイ語等々、様々な言語で承っております。
お気軽にご相談くださいませ。
よろしくお願いいたします。
おわり
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