皆さまこんにちは、日本翻訳センター総務担当Mです。

近頃は灼熱の太陽も影を潜め、朝晩は涼しく過ごしやすい季節となりました。
しかし、このブログを執筆している現在の天気予報によると、
この快適な気候も長続きせず、週の中頃の降雨を境に全国的に気温が下がるとのことです。

皆さま体調管理にはくれぐれもお気を付け下さいませ。

さて私は、
日頃よりお客様やビジネスパートナーである翻訳者等の方々と直接やり取りさせていただく営業企画部門とは違い、
総務・経理・人事などといったバックオッフィス業務に従事しています。

そのバックオフィス業務のうち、会社全体の運営がスムーズに進められるよう、
従業員が円滑に気持ちよく働ける職場環境を整えていくことも、
重要な業務のひとつです。

そこで今回は
『働きやすい職場とは？』をテーマにお送りしたいと思います。

働きやすい職場とは？

社会全体を通して、最近はテレワークの普及により職場環境が大きく変化しました。

当社においても新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、
業務内容やセキュリティ対策、PC・ネットワーク環境等を整備し、
「在宅勤務制度」や「時差出勤制度」を導入しました。

これらの制度導入は、
新型コロナウイルス感染症回避はもちろんのこと、
子育て中のパパ・ママ従業員が多い当社にとっては別のメリットもあるかもしれません。

「通勤時間が無くなった分、子供との時間が多く取れるようになった」
「生産性がアップした」
「共働き夫婦なので、夫婦どちらか一方が在宅勤務をする事により子供の様子が確認できる」
「時差出勤により子供の送り迎えができる」
といった声も聞かれます。

また、在宅勤務制度は2022年から段階的に法改正となっている
育児・介護休業の取得意識の促進、育児・介護を理由とした離職防止等にもつながり、
今後従業員にとっての『働きやすい職場環境』に大きく貢献すると予想されます。

その反面、多くの企業と同様に
社内でのコミュニケーション不足や孤独に陥る場合があるといった問題も浮かび上がってきました。

在宅勤務をしていてもオンライン会議やチャットツールの活用で会話は出来ますが、
その人の顔色や細かい表情がわからないために意思疎通が難しいと感じたり、
会話をするのにツールの活用というワンクッションがあること等が、この問題の大きな要因かもしれません。

そんなある日のこと。

私は毎朝コーヒーを購入しているコンビニで、
その日はたまたまコーヒーを買いませんでした。

すると、レジの店員さんから
「今日はコーヒー大丈夫ですか？」と声をかけられました。

少し恥ずかしかったのですが、
いつも通勤客で長蛇の列となっているレジの店員さんが、
私がいつもコーヒーを買うのを覚えてくれていたことや、
気遣って声をかけてくれたことが嬉しかったのを覚えています。

また先日、宅配ピザチェーンの企業がお客様№1に選ばれた店舗の店長やクルーに1日有給休暇を支給し、
代わってその日は役員や本社スタッフが店舗運営を行ったというニュースを見ました。

普段現場にいない役員・本社スタッフの方々が
ピザづくりや配達、広告ボートをもってのPR、清掃業務をこなしながら一所懸命笑顔で働いている姿を見た時、
従業員にとっては金一封贈呈とはまた違った嬉しさや達成感、
その企業の一員である一体感みたいなものを感じたのではないでしょうか。

それゆえ、職場においても
そのような何気ない気遣いやコミュニケーション、一体感の醸成は、
従業員が『働きやすい職場』と感じる大事な要素と言えるでしょう。

9月に当社において、外部から講師を招いて従業員向け社内研修を開催しました。

第一の目的は研修内容を習得することにありましたが、
それと同時に
「全員が直接顔を合わせて会話する」
「研修時のワークを通してコミュニケーションを取り、同じ課題に力を合わせて取り組み一体感を感じる」
といった機会にもなればと思いました。

「在宅勤務制度」や「時差出勤制度」を取り入れながらも、
コミュニケーションの大切さを知り、人を気にかけ声をかける。
職場での一体感が得られる。
その結果、従業員にとって『働きやすい職場』となる。

バックオフィス業務に従事するものとして、
そのようなマインドやきっかけ作りができるよう今後も努めてまいります。

そしてそれらが、ビジネスパートナーの皆様と共に、
日本翻訳センターからお客様へ
より良い商品（翻訳通訳サービス）や価値をご提供する糧となると信じています。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

終わり