こんにちは。総務部のMです。

暑さと寒さが行ったり来たりの日々もようやく終わりを迎えようとしておりますが、
皆さまお変わりありませんでしょうか？

それにしても今年の夏は暑かったですね。
我が家の朝顔は、猛暑の為か夏はほとんど咲かず
10月頃から度々花を咲かせています。
それを見るたびに気候温暖化や自然環境の変化を感じざるを得ません。

そこで今回は、折に触れて社長対談やブログでもお伝えしております
「SDGs（※１）」の当社の取り組みについて、引き続きご紹介したいと思います。

（※1）「SDGs（持続可能な開発目標）」
2015年に国連サミットで採択され、
気候変動をはじめとして貧困・不平等・紛争といった全人類の課題解決の為に2030年までの達成を目指し、
持続可能でよりよい世界をつくるために設定された世界共通の17の目標のこと。
日本でも多くの企業や人々がその活動に取り組んでいる。

⑴ 東京の水道水

当社が位置する東京は、水道水が安全かつ美味しいことで知られています。

東京都の水源はほとんどが河川水で、
80パーセントが利根川水系及び荒川水系、17パーセントが多摩川水系です。
これらの水源をもとに、東京都水道局が、
におい・味・外観に注目した「おいしさに関する水質目標」を
国が定めた水質基準よりも高いレベルで設定し、徹底した管理をすることによって、
我々は安全でおいしい「東京の水道水」を24時間365日いただくことができています。

「翻訳」や「通訳」といった無形商材を扱う当社においては、
具現化したSDGｓの取り組みは少々わかりづらいのですが
「東京の水道水」に関して、次の事柄が目標達成への取り組みに繋がっていると言えます。

① オフィスキッチンでは環境に優しいエコ洗剤を使用しています。
② 令和6年度東京都水道局様の翻訳業務の年間契約を受注しております。

【上記当社の取り組みと関連するSDGsの達成目標】
〇6番…安全な水とトイレを世界中に
〇11番･･･住み続けられるまちづくりを
〇14番･･･海の豊かさを守ろう
〇17番･･･パートナーシップで目標を達成しよう

⑵ カーボン・オフセット付き製品

皆さまは「カーボン・オフセット」という取り組みをご存知でしょうか？
昨今は環境問題に関する関心が高く、多くの方に浸透していると思いますが、
今一度ご説明すると、
カーボンとは「炭素」のことで、
主要な温室効果ガスである「二酸化炭素（CO2）」の成分のひとつです。
この、日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出については、
まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行います。
そしてどうしても排出される温室効果ガスについては、
排出量に見合った温室効果ガスの削減活動（森林保護や環境活動など）に投資する（クレジットする）こと等により、
排出される温室効果ガスを埋め合わせる（オフセットする）という仕組みのことです。

この取り組みを活用し、製品やサービスを提供する事業者が
製品に事業者が購入したオフセットクレジットを付すことによって、
購入者の日常生活や活動にともなう温室効果ガスの排出量のオフセットを支援する商品が、
タイトルにある「カーボン・オフセット付き製品」です。

ちなみに、当社ではキヤノン製のカラー複合機を使用していますが、
この製品にもオフセットクレジットの一部（購入者が複合機使用時に排出するCO2相当分）が
無償で付されています（※2）。

このようにカーボン・オフセット付き商品を使用することや
環境への取り組みをHP等で公表している企業の商品を購入することによっても
当社はSDGsに取り組んでいます。

（※2）移転されたクレジットは、下記URLより確認することが出来ます。
＊環境への取り組み | 製品での取り組み 「カーボンフットプリント（CFP）を活用したカーボン・オフセット制度」認定取得製品
｜サステナビリティ｜キヤノンマーケティングジャパン株式会社
https://corporate.canon.jp/sustainability/environment/customer/products/cfp-certified

【上記当社の取り組みと関連するSDGsの達成目標】
〇7番･･･エネルギーをみんなにそしてクリーンに
〇12番･･･つくる責任つかう責任
〇13番…気候変動に具体的な対策を

ここまでで当社の主な2つのSDGsの取り組みをご紹介しました。

最後になりましたが、
未来の子供たちが安心して暮らせる世界になるよう
日本翻訳センターとして、また一個人として出来ることを常に考え、
今後も新たなSDGsに取り組み、
持続可能な世界への課題解決に向けて邁進してまいります。

おわり