【JTC営業企画部活動日誌】
街と翻訳の移り変わり
はじめまして、営業企画部のMです。
今年は新型コロナウイルス感染予防のため、
お祭りや花火大会などのイベントが自粛となり寂しい一年になりましたね。
「さびしい」といえば、神田や神保町、秋葉原といった弊社の周りの風景も少しずつ変わってきていることです。
例えばサラリーマンの聖地でもある神田駅周辺。
かつてはガード下に安くて美味い居酒屋が軒を連ねていましたが
(夕方5時には飲み始めるサラリーマンがいて、煙草の煙と喧騒が今となっては懐かしい)、
神田駅の再開発とともに立ち退きや閉店が相次ぎ、街の様相がガラッと様変わりしました。
古書とスポーツ街で有名な神保町も然り。
老舗洋食店や餃子専門店の移転や閉店のニュースを耳にした方も多いと思いますが、
古めかしい建物があった場所が更地になり、気づけばコインパーキングに。
今ではそこに何があったのか思い出すのにも一苦労します。
世界に冠たるアニメ文化発祥の地秋葉原は今やオタクの街を経てメイドの街に変わりました。
もちろん、「変わること」すべてが「さびしい」とは言い切れないですが、
時代とともに街も人も変化していくのは至極当然のことで、
街も風景も私たちもおおきな世界の一部分なのかもしれないですね。
「変化」といえば、お客様から発注いただく案件も時代に合わせて変わっていきますね。
翻訳から時代のトレンドが見えてくる部分もあるように思います。
2000年代前半はMSDS(製品安全データシート)、環境会計やSOX法関連のお仕事をよくいただいたものです。
2005年4月の個人情報保護方針の全面施行後は、個人情報保護方針の英訳のご依頼が集中しました。
英語版の保護方針を自社のウェブサイトに掲載されているお客様も多いのではないでしょうか。
2011年以降は、防災関連の翻訳需要がぐっと増えました。
震災や豪雨被害を受け、多くの自治体が防災情報の外国語対応に積極的に取り組んでいるようです。
日本語版、英語版、中国語簡体字版、中国語繁体字版、韓国語版の5ヶ国語を用意するのはもはやデフォルト。
これにその自治体に多く居住している外国人向けの言語が加わることが多いようです。
例えば東海地方であれば、ポルトガル語やタガログ語が加わるといった具合です。
この地域にはこの外国人が多く居住しているのか、ということが分かって面白かったりします。
そして、最近よくご依頼いただくものと言えばSDGs関連。
CSRレポートやサステナビリティレポート等の英訳をよくご依頼いただくのですが、
多くの会社がSDGsに独自の取り組みをされていることが分かります。
弊社では、環境、国際協力、社内規程といった分野の受注実績が豊富にございますので、
英訳等のお仕事がございましたら是非ご相談くださいませ。
ちなみに、弊社でもSDGsへの取り組みを開始しました。
FSC(森林管理協議会)認証を取得した封筒や再生紙の使用、
新素材LIMEX(紙ではなく石灰石が主原料)を使用した名刺への転換を進めております。
弊社のSDGsへの取り組みついてはこちらをお読みいただければ幸いです。
散文になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
次回の営業企画部からの発信もお楽しみに!
おわり
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