【JTC社員が考えてみた】
翻訳会社で働く私にとっての「異文化」とは?
皆さんこんにちは、日本翻訳センターIです。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
突然ですが、皆さんは「異文化」と聞いて
何を思い浮かべますでしょうか?
人によって、様々なことを思い巡らせるのではないかと思います。
今回は「私と異文化」というテーマで
翻訳会社で働く私が感じていることを書いてみたいと思います。
翻訳会社で働く私にとっての「異文化」とは?
街に出れば外国人とすれ違い、外国料理のレストランや外国語の看板が目に飛び込んできます。
私たちは身近に異文化を感じる機会が増えました。
異文化
この言葉はもっぱら外国人や外国を語るときに使われます。
しかし、私はそれに違和感を覚えてしまいます。
世の中には人の数だけ価値観や考え方、習慣があります。
異文化とは、本来それを指す言葉です。
誰しもこんな体験をしたことがあるのではないでしょうか?
子供の頃、友人の家で出された味噌汁が我が家のものと違うことに大変驚きました。
あまりの驚きに、大の味噌汁好きの私が残してしまったのです。
私にとってまぎれもない異文化体験でした。
私とお隣さんでは文化が違う。
それに気づかされました。
外国の言葉だから異文化?
海の向こうの料理だから異文化?
私はそうではないと思います。
人はそれぞれ他人と異なる文化のもとに生きています。
身近な人に接するときも、その人の文化を理解し尊重しようとする姿勢があれば
より一歩近づけると思います。
SDGsに代表されるように
地球が抱える様々な問題の解決に、各国が共同で取り組もうとしています。
それは決して容易なことではありません。
でも、国と国の関わりも、人と人との関わりのように原点に立ち返って考えれば
国同士もっと歩み寄れるのではないでしょうか。
ヒントを先人が残してくれています。
異文化の「異」の字は、田を共にするという文字で成り立つ。
田という食べ物が穫れる場所で共に分かち合わなければならない、
との意味が込められているのではないか。
そう私は解釈しています。
これは地球という同じ星に生きる私たちが、
共に理解し合い、分かち合って生きていかなければならない、との意味にもとれないでしょうか。
SDGsに賛同し取り組みを進める日本翻訳センターは
「コミュニケーションエキスパート」を掲げ、
多言語、異文化への橋渡し役を担っています。
地球規模の様々な取り組みが進む中、
私たちの役割はより一層重要になってくると考えています。
未来へ歩み始めた社会に、当社はどんな価値を生み出せるのでしょうか。
私たちの使命は、多言語、異文化の橋渡しを担うことで、
未来への良き橋渡しを実現していくことだ、と
私は確信しています。
おわり
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